大学生にはプライムスチューデントがオススメ!プライム会員との違いや利用期間、解約方法まとめ
最近はサブスクも多くなってきて、音楽・映画・家具・家電など様々なジャンルでサブスクサービスが乱立してきました。
その中でも根強い人気を誇るのがやはり「動画」サービス。NetflixやU-Next、Huluなどに代表されるようなサブスクサービスと並び検討される「Prime Video」に代表されるAmazonプライムについて紹介しようと思います。
様々な特典を受けることができる「Amazon Prime」ですが、学生がとてもお得に利用できる「Prime Student」というサービスがあるため、今回はこちらについてご紹介します。
学生専用のアマゾンプライム「プライムスチューデント」とは
Prime Studentとはその名の通り「学生向けのAmazon Prime」制度です。
Amazon Primeと同等のサービスを受けることができることに加え、学生に特化されたサービスが展開されています。中でも本や参考書の購入には強みがあり、お得に購入することが可能です。
Amazon プライムスチューデントに含まれるサービス
このように学生向けのAmazon Primeである「Prime Student」。そんなPrime Studentには次のサービスが含まれます。
特典・サービス名 | 内容 |
---|---|
配送特典 | 当日お急ぎ便、お届け日時指定 等利用可能 |
Prime Video | 対象の映画やTV番組が見放題 |
Prime Music | 対象の音楽が無料で聴き放題 |
Prime Reading | 対象の漫画・雑誌・書籍が見放題 |
Prime Photos | 品質を落とさず写真を保存可能な容量無制限のクラウドストレージ |
Prime Now | 対象エリア (東京・大阪近郊) で注文商品が最短、注文から1時間ほどで届くサービス |
Prime Try before You Buy | 衣類や靴などを購入前に試着可能なサービス |
Amazon Fresh | 対象エリア (東京近郊) で生鮮食品や専門店の商品を4時間以内で届けてくれるサービス |
Amazon パントリー | 食品や日用品を中心に少量から必要な分だけ注文可能なサービス |
先行タイムセール | 無料会員よりも30分早くセールに参加可能 また、限定価格での購入も可能 |
ソフトウェア割引 | 対象のソフトウェアが最大半額程度まで割引 |
書籍購入ポイント還元増 | 書籍購入によるポイント還元が最大10% |
このようによくサブスクで利用される音楽や動画、iCloudなどのクラウドストレージ系のサービスはAmazon Prime Studentでカバーされているほか、Amazonの配送をより便利にするサービスやオンラインでの購入で失敗しがちな衣類の購入についてもケアされています。
また、大学などで利用する参考書やソフトウェア等も安価に購入できるようになっており、学生生活を支えるインフラとして利用可能です。
Amazon プライムとプライムスチューデントの違いは
気になるのはAmazon PrimeとPrime Studentの違いですよね。以下の表に表に簡単にまとめたので、参考にしてください。
項目 | Prime | Prime Student |
---|---|---|
配送オプション | ○ | ○ |
Prime Video | ○ | ○ |
Prime Photo | ○ | ○ |
Prime Reading | ○ | ○ |
書籍購入特典 | × | 最大10%ポイント還元 |
PCソフト購入特典 | × | 最大54%オフ |
会費 | 年会費 4,900円 (税込) 月額 500円 (税込) | 年会費 2,450円 (税込) 月額 250円 (税込) |
無料体験期間 | 30日間 (約1ヶ月) | 6ヶ月 |
ご覧の通り基本的なサービスに違いはありませんが、前述したように「価格」と「必需品購入割引 (書籍・ソフトウェア等)」、そして「無料体験期間」が大きく異なります。
無料体験から登録する場合は体験期間終了後、2,450円 (税込) がクレジットカード等に課金される形になりますが、半年間無料であるため初年度は実質1,225円 (税込) で上記のサービスが利用可能になります。
プライムスチューデントの注意点
このようにサービス・価格ともに魅力的なサービスになっているPrime Studentですが、いくつか注意するポイントもあります。
実際に見られた口コミをご紹介しながら、お伝えしていきます。
1. プライムスチューデントはいつまで使える?
色々な面から学生に優しいPrime Studentですが、無料体験期間を含め4年6ヶ月と利用可能期間が定められています。
留年や大学院進学などによる延長する際には以下の記事に詳細にまとめられているので参考にしてみてください。
2. お得に購入する際にはクーポンコードの記載は必須
書籍購入で10%のポイント還元を受けるには都度クーポンコード「STUBOOK」の記載が必要になります。
上記のツイートにあるように購入時に自動反映されるわけではないので、注意が必要です。少し面倒ですが、スマホのメモに固定するなどの対策がオススメです。
プライムスチューデントの満足度は?ネットでの口コミ
上でご紹介した通りPrime会員と同等のサービスを50%オフで提供しながら、書籍・参考書購入のポイント還元率など、学生に嬉しいポイントが詰め込まれたPrime Student。
そんなPrime Studentですが、実際の利用者はどのような感想を持っているのでしょうか。
ここからはPrime Studentユーザーの口コミをTwitter投稿からいくつか見ていきたいと思います。
プライムスチューデントのTwitterでの口コミ
学生に必要になる書籍や文房具をお得に購入できる点が評価されています。
こちらの方は欲しいものがすぐに届く点や音楽と動画系のサブスクが統一したサービスとして利用できる点を評価されているようです。
書き方はアレですが、こちらの方も荷物配送の速さを評価されています。このようにサービスの多様さや生活インフラとしての利便性の高さを評価されています。
学生にアマプラをオススメしたい10個の理由
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ここまでPrime Studentというサービスや実際の口コミを見ながらサービスの概要をお伝えしました。
もうオススメする理由をお伝えする必要もないくらい便利さを知っていただいているかと思いますが、ここから「僕が個人的に考えるオススメポイント」をお伝えします。
1. Amazon Primeと同等のサービスを50%オフで
1つ目のポイントはなんと言ってもその「価格」。
年間約5,000円かかるPrime会員のサービスを年間2,450円で利用することが可能です。さらにPrime会員と同程度のサービスに加え、特定商品のポイント加算率増加や割引率の増加など、学生にとって助かるサービスが多く用意されています。
2. 音楽・映画/ドラマ・読書・ストレージをアマプラで
2つ目のポイントはサービスの「網羅性」。
Prime Studentに登録することにより年会費2,450円の中で、「音楽・映像・書籍・ストレージ」といった多くの方がスマホを利用する中で登録するであろうサービスを通年で利用することが可能です。
コンテンツや使いやすさなどの点で他サービスを利用するとしても、この金額であれば許容範囲なのではないでしょうか。
詳細な組み合わせや金額は後述します。
3. 送料無料ですぐ届く。いない間に配達完了
Prime会員だと忘れがちになりますが、オンラインでの購入には送料がかかります。また、これも当然ですが配達には数日かかります。
そんな「当たり前」を覆すのがPrime会員。早いものなら購入数時間から翌日に到着するという迅速さ。
これに加え、時間指定や置き配など柔軟に配達依頼を行うことが可能です。
4. ネットでの購入をもっと便利にする試着サービス
ネットショップでありがちな失敗が「サイズが合わなかった」という事態。購入後はなかなか返品などしにくいですよね。
そんな事態をカバーしてくれるのがPrimeサービスに含まれる「Prime Try before You Buy」というサービス。その名前のとおり購入前に試着ができるサービスです。
公式に1週間の試着期間が設けられているので、「合わない」と思った際には購入しないという選択も可能。
公式に「お試し」が設定されているのと、「返品」では心持ちがだいぶ違いますよね。これでネットショップでの購入の失敗も少なくなるはず。
5. Amazonをもっとお得にするPrimeセールへ参加可能
Prime会員用に用意されているサービスだけでも十分お得なのですが、Prime Studentに登録することでPrime会員限定のセールやセールへの先行参加、またPrime会員限定価格での購入など。
Amazonの商品を一般料金よりもお得に購入することが可能になります。
6. 対象の映画やテレビ番組が見放題
「アマプラ」といえばみなさん一番初めに思いつくのが「プライムビデオ」だと思います。
Prime Studentにももちろんこの「プライムビデオ」は含まれており、対象の作品が見放題になります。また、月間や週次で行われている「 Prime会員限定セール」でお得に映画などをレンタルすることが可能です。
プライムビデオだけで登録すると月額500円のところ、Prime Studentだと250円。破格ですよね。
7. 100,000,000曲以上の音楽が追加料金なしで再生可能
Prime Studentには最近アップデートが行われたことで話題になった音楽系サービス「プライム ミュージック」も含まれています。
「プライムミュージック」では1億曲以上の音楽を追加料金なしで聴くことができるサービスになっており、Apple musicが9,000万曲、Spotifyが7,000万曲の配信となっているので、最多の曲数となっています。
今回のアップデートで再生方法などに難があるとの口コミが多いですが、それでもこの曲数を月額250円 (プライムビデオ等を考慮すると実質無料) で視聴可能というのはかなりお得なのではないでしょうか。
また、2022年1/11までプライムミュージックの上位サービスである「music unlimited」を3ヶ月間無料で試すことができ、再生方法などの部分も他アプリ同様に利用可能なので、気になる方はこれを機に試してみてはいかがでしょか?
8. 無制限のフォトストレージと5GBのクラウドストレージ
次にご紹介するのがクラウドストレージ。スマホを長い間使っているとぶち当たるのが「容量の問題」ですよね。
以前はgoogle photoが無料でストレージを提供していたことから利用している方も多かった印象ですが、現在は一定以上保存を行おうとするとiCloud同様有料サービスとなるように変更されてしまいました。
その点、Prime Studentでは月額250円 (年間 2,450円) の中に写真保存無制限のクラウドサービスが付帯します。
音楽や映像、買い物を楽しむことができるだけでなく、思い出や好きな写真・画像を容量を気にせず使用できるAmazon Student。学生時代は旅行や学祭等々、さまざまな思い出を作る機会に恵まれるため、あまり目立ちませんが個人的に強くオススメしたいポイントの1つです。
9. 端末横断で対象漫画・雑誌・小説を見放題!購入もお得に
9個目にご紹介するのはAmazonが展開するKindleを中心としたサービス。
Kindle Unlimitedという対象の漫画や書籍・雑誌が読み放題のサービスがあることはご存知の方も多いと思いますが、Prime Studentでも数は多くないもののPrime Readingという形で年会費2,450円の範囲で楽しむことが可能です。
それだけでなく、実際にAmazonで書籍を購入する場合でも「STUBOOK」というクーポンコードを記載することで、10%のポイント還元を受けることができるため、授業に必要な参考書はもちろん、好きな漫画や雑誌をお得に購入することが可能になります。
10. 今登録すると会員料金が「6ヶ月間無料」
最後にご紹介したいポイントはここまでお伝えした内容を「半年間無料」で体験できるという点。
他サービスであれば半年間で1万円ほど必要となるサービスを6ヶ月の間無料で利用することが可能です。また、無料体験期間が終了したあともPrime会員の半額で利用することができます。
プライム スチューデントでサブスク料金を直接的に年間約1万円節約できる
ここまでメリットを紹介したPrime Student。
その便利さやメリットをご紹介したところで、最後に金額面のメリットを具体例を交えてお伝えしたいと思います。
多くの方は次のようなプランが多いのかな?と思っています!
基本的な契約サービス | 金額 ※最安値で換算 |
---|---|
Netflix (動画) | 790円 (税込) ※広告ありプラン |
Apple music (音楽) | 580円 (税込) ※学生プラン |
iCloud (オンラインストレージ) | 130円 (税込) ※50GB |
合計 | 1,500円 (税込) / 月 18,000円 (税込) / 年間 |
音楽と動画、そして写真などを保存するクラウドストレージを別々にしているパターン。この場合はプランにもよりますが、最安プランでも年間2万円弱の費用がかかります。
一方でPrime Studentのサービスを中心に組み立てた場合次の金額感になります。
Prime Student | 動画を楽しむパターン | 金額 ※最安値で換算 |
---|---|
Amazon Prime Student | 250円 (税込) ※動画 + 音楽 + ストレージ |
Netflix (動画) | 790円 (税込) ※広告ありプラン |
Spotify (音楽) | 0円 ※無料広告ありプラン |
合計 ※動画サービス別出し | 1,040円 (税込) / 月 1,1930円 (税込) = 2,450円 (税込) + 9,480円 (税込) |
オリジナルコンテンツが強いNetflix、音楽アプリとして使いやすいSpotifyを別途利用した場合、年間で7,000円ほど節約することが可能です。映像系のコンテンツを楽しみたい方はコチラになると思います。
一方で映像系はPrimeビデオを使いながら音楽系のサービスを楽しみたい方は次のようなプランになると思います。
Prime Student | 音楽を楽しむパターン | 金額 ※最安値で換算 |
---|---|
Amazon Prime Student | 250円 (税込) ※動画 + 音楽 + ストレージ |
Spotify (音楽) | 480円 (税込) ※学生プラン |
合計 ※音楽サービスを別出し | 830円 (税込) / 月 8,210円 (税込) = 2,450円 (税込) + 5,760円 (税込) / 年間 |
この場合は約1万円ほど節約することが可能です。
Prime Studentにはビデオや音楽以外にも複数のサービスが用意されているため、Prime Studentに集約させることが出費を抑えることが可能です。
金額にするとそれほど大きいわけではありませんが、この1万円で自分へのご褒美を買ったり、友人や恋人と美味しいご飯を食べたりしてみるのはいかがでしょうか。
プライムスチューデントはもっとお得に!
ここまで「サービスの利用金額」を中心にメリットをご紹介しましたが、そこだけでは終わらないのがAmazonのプライム会員のすごいところ。
上の画像は2022年6月9日 ~ 2023年4月23日現在時点で「プライム会員に入ったことによりお得になった金額」を示しています。
限定セールやプライム会員限定ポイントなどもありますが、何より大きいのは配送料の割引です。僕の場合13,020円の割引を受ける事ができています。
お急ぎ便は地域によっても異なりますが、それぞれ次のような配送料が必要なので、月に一回以上お急ぎ便を使う方は必ず入った方がお得ですし、二ヶ月に一回でも年会費分の元が取れる形になります。
地域 | 配送料 | 対 年会費 |
---|---|---|
本州・四国 | 410円 / 回 | 月一回の利用 | 4,920円 二ヶ月に一回利用 | 2,460円 |
九州・北海道・沖縄・離島 | 450円 / 回 | 月一回の利用 | 5,400円 二ヶ月に一回利用 | 2,700円 |
Amazon最大の強みである翌日配送や時間指定などを使おうとすると別費用がかかるんですけど、Prime Student含むPrime会員なら無料で使えるんですよね!
プライムスチューデントの解約方法
実際に体験してみて自分のライフスタイルに合わなければ、いくらお得と言っても無駄なお金は使いたくないので「解約」しておきたいですよね。
ここからはPrime Studentの解約方法をご紹介します。
基本的なステップは次の通り。
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※アプリの場合は画面下部カートマーク横の三本線をタップ後、「ショートカット」内に表示される「アカウトサービス」を選択。「アカウント設定 → “プライム会員情報の設定・変更”」を選択後、STEP2以降へ進む
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スマホの場合は「プライム会員情報の管理」をタップ後「管理する プライム会員情報」を選択
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「プライム会員資格を修了する」を選択し、ページの案内にしたがって解約
ページに辿り着くまでは少し面倒ですが、解約自体は簡単なので「使わないかも」と思った際も簡単に解約することが可能です。
「体験期間終了後、正式に利用するかはわからないけどどうせなら満喫したい!」という方は解約し忘れを防ぐために「更新3日前にお知らせを受けとる設定」をオススメします!
Amazon Studentで学生生活をより充実したものに
長くなってはしまいましたがここまでAmazon Primeの学生向けプラン「Prime Student」についてご紹介しました。
Prime StudentはAmazonでの購入をより便利にするだけではなく、映像作品や音楽、本・雑誌といったエンタメ系のサービス、思い出の写真などを保存可能なクラウド系サービス、そして学生に優しい割引サービスを備えたプランになっています。
(比較的時間はあるけど)お金がないという学生生活。Prime Studentで節約しながらお得に楽しむ機会と思い出を増やしてみてはいかがでしょうか。