無料でiPhoneが新しくなる！？実際に使ったエクスプレス交換サービスの内容と条件

数あるスマートフォンの中でも多くの方が使っているiPhone。スマホの中では利用可能期間が長いことで有名で、かなり長い期間使っている方も少なくないはず。

そんなiPhoneでも長期間使っていると不具合がチラホラ。。

そこで今回は以前から気になっていたエクスプレス交換サービスを利用してみたので、その概要や利用条件、利用前に個人的に気になっていた部分をまとめながら、利用体験をお伝えしていこうと思います。

壊れたiPhoneが新品になる？エクスプレス交換とは

エクスプレス交換サービスとはAppleが提供する保証サービス、「AppleCare+ for iPhone」の特典の一つです。

チャットないしは電話で利用申し込み後、平日換算3 ~ 5営業日で手元に新品同等のiPhoneが自宅へ郵送され、玄関先で利用中のiPhoneと交換するというもの。

なぎさ

今回はバッテリーの最大容量が73%になっておりバッテリー持ちが良くなかったことに加え、スピーカーの音量が自動で調整されてしまうという不具合がありエクスプレス交換を利用しました。

AppleCare+ for iPhoneの加入者であれば一部の例外はあるものの、基本的には費用負担なく利用できるサービスとなっており、未加入者でも追加費用の3,400円を支払うことで利用することが可能です。

バッテリーの劣化だけではダメ！気になるエクスプレス交換の料金や利用条件

先に紹介したように「無料で新品同様のiPhoneと交換」できる魅力的なエクスプレス交換サービスですが、「どんな状態でも使える！」というわけではなく、やはり次のような条件がありました。

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ちなみに、デビットカードの場合は一時的に口座残高から端末代金が引き落とされ、返金までに時間がかかることからAppleサポーターの方から「非推奨」と伝えられました。

このように「無料交換」の範囲は限定的になってはしまいますが、それでも12,900円 (税込) でiPhoneが新品同様の状態に戻るのはありがたいですよね。

今回はiPhone12miniを対象にエクスプレス交換サービスを利用したのですが、その際には75,106円がショッピング枠に仮押さえされていました。

返送も完了しているので、Appleでの検品で不具合が認められれば無料交換の対象となり仮押さえが解消されることになると思います。

この記事を書いている時点で申し込みから7日経過していますが、仮押さえ金額は残ったままだったので仮押さえが解放されるには1週間以上かかることを想定しておくのがよさそうです。

以下のページからエクスプレス交換サービスや端末交換の費用を確認することができるので、検討されている方はぜひ一度確認してみてください。

実際に使ってわかった！エクスプレス交換のやり方や手順

ここまでiPhoneのエクスプレス交換サービスについて概要をお伝えしましたが、ここからは具体的な流れや準備についてみていきたいと思います。

今回は実際にiPhone12miniを交換に出した体験をもとに「全体の流れ」や「具体的な日数」、「準備」などの詳細をお伝えしていきます。

まず、今回12miniの交換を行った流れは次の通りです。

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エクスプレス交換サービスでは、このように申し込みから大体3 ~ 4日で手元に届くことが多いようです。上記のような流れはコチラから確認できます。

クレジットカードの利用枠の解除には約1ヶ月ほどの時間がかかるようです。

デビットカードなどでの利用を検討されている方は返金まで最短でも1ヶ月はかかると想定しておくと良いと思います。

大まかな流れを見た上で、今回サービスを利用して分かった「しておきたい準備」や「気になる点」をお伝えしていきたいと思います。

エクスプレス交換サービスに出す準備

まず初めに第一関門になる交換機到着前の準備についてです。やっておきたいことはたくさんあるものの、最低限「やるべきこと」は次の5つです。

これらの設定はエクスプレス交換の手続きや交換機へのスムーズに移行するために不可欠な作業になってきます。

Apple Watchや交通系電子マネーに関する部分は行なわずとも移行できるようですが、手順が煩雑になるとのことで、交換前の端末が手元にあるタイミングで行っておくのが良いでしょう。

端末の交換手順 | データやe-SIMの移行もカンタン

移行準備を済ませ交換機が到着したら次にぶつかるのが「データや設定の移行」。iPhoneの初期セットアップを行ったことがある方なら誰でもスムーズにできる内容です。

行ったことがなくても画面の指示に従っていくだけで簡単に移行することができます。今回の意向作業を簡単にまとめると次の通り。

このように初期セットアップと内容はそれほど変わりません。全体の所要時間としては30分 ~ 45分ほどで完了した印象です。

交換前の機種ではストレージ使用量45GB、バックアップデータは8GBほどでした。このデータの復元に約20分ほど要したので、ストレージ使用量が多い方はもう少し時間がかかるかもしれません。

SIMの移行についてもSIMカードの場合、カードの入れ替えだけで完結します。しかしe-SIMの場合は通信事業者などにより対応が異なる場合があるので事前に確認することをおすすめします。

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楽天モバイルの場合は事前にSIMの再発行手続きが必要になるので注意してください！

相談次第で後日返却できる場合がある

最後に返送のタイミングについてです。場合によっては受け取りと同時に端末を渡すことが難しい場合もありますよね。

エクスプレス交換サービスでは「発送から10日以内にAppleに前利用機種が届く必要がある」という条件が設定されています。

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今回の場合9日が発送日なので、19日までに到着しておく必要があります。

発送から手元に届くまでに「1 ~ 2日」、集荷からApple到着までに「2 ~ 3日」と仮定すると2 ~ 3日は「交換機と前利用機の併用期間」を設けることができる考えになります。

「必ずできる」というものではありませんが、移行作業に不安がある方はこの併用期間に移行することを前提に、受け取りのタイミングで配達担当の方に集荷日を相談してみるといいかもしれません。

口コミ参照 | 修理とエクスプレス交換どちらがいい？

ここまで見てきたiPhoneのエクスプレス交換サービス。利用時の条件や無料交換の適応範囲が定められているなど制限も少なくないものの、2 ~ 3日で新品同様のiPhoneを受け取り使用することができるのはやっぱり魅力ですよね。

自分で壊してしまう場合もあれば、使用中に不具合が起こる場合もある電子機器においてはまさに神サービス。類似するサービスとしてリペア (修理) サービスがありますが、どちらがいいのでしょうか。

今回エクスプレス交換サービスの利用にあたりAppleサポートに聞いた話をまとめると、それぞれ次のような大まかな特徴があるようです。

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画面破損やバッテーリーの劣化などに困っていて、これまでと変わらず利用していきたいという方は「リペアサービス」が。

筐体ごと新しくしたい・手元からiPhoneがなくなると困るという方は「エクスプレス交換サービス」がいいと思います！

ここからは実際にiPhoneのエクスプレス交換サービスを利用した方々の口コミをみていきます。

エクスプレス交換の口コミ | 保証期間の延長という嬉しい誤算

なぎさ

交換機の保証期間は「交換後90日間」もしくは「Apple限定保証」や「Apple限定保証」の残期間のうち長い方と説明を受けますが、場合によっては期間が延長になることもあるそうです。

エクスプレス交換の口コミ | 受け取り交換でのトラブルはあるみたい

なぎさ

先にもお伝えした後日の集荷については配達担当者により「できる・できない」が分かれそう。Apple公式としては認めている部分もありそうなので、相談してみるのが良さそうです。

エクスプレス交換の口コミ | 復元にはやっぱり時間がかかる方も

なぎさ

新しいiPhoneへの移行ですが、利用サービスやアプリが多くなるとやっぱり時間がかかるみたいです。ストレージ使用量などが多い方はまとまった時間が取れるタイミングで移行を行うのがおすすめです。

エクスプレス交換の口コミ | 交通系IC系のサービスにはトラブルも

なぎさ

iPhoneの交換に伴い交通系ICカードの番号が変更されることがあるそうです。あのせつおさんのように複数のサービスをまたがって使っている方はこのあたりの対策も調べておくのが良さそうです。

エクスプレス交換サービスを上手に使って快適なスマホライフを

今回はAppleCare+ for iPhoneの特典のうちの一つ、エクスプレス交換サービスを実際に使ってみた体験をまとめました。

移行などになれている方、自身で調べながら対応を進められる方はもちろん、外装含め新しいiPhoneを使いたいという方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか？

新しいiPhoneに機種変更を行う前に交換を行い売却価格を高めるという使い方もできると思うので、乗り換えタイミングにもピッタリです。

工藤 汀

Kudo Nagisa.

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20代の社会人。 音楽と旅行とお酒とカフェ巡りが好き。
ネット、リアルで見つけた情報を「nagibrary」の蔵書数を増やしている管理人。